便利な子連れフライトグッズ

最近、またタラオのいたずらっ子ぶりに拍車がかかって、休みの日は一日中怒っている感じです。
タラオは4歳を過ぎており、体重も身長も平均よりちょっと上をいっています。そのため、もう抱っこして歩くとか無理!
でも、前回タラオと二人きりで日本に帰りました。
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恐怖のフライトよりも。。。
もう、何回もフランス日本を往復していると、機内での過ごし方は慣れたもので親としても不安はないのですが、何が怖いって飛行場内の移動。
『疲れたから抱っこして!』
って言われたとしても、ワタシはキャリーケースを持ってリュックサックを背負っているので、想像しただけで無理。そのため、日本行きのチケットを取った時点から頭を悩ませていました。
そして、前々回に成田空港で見た子供用のケースを思い出したのです。
子供が上に乗って、足でスイスイ漕いで移動していた、このキャリーケース!!乗り継ぎの空港で近くにいた日本人のお母さんに思わず話しかけてしまった、これ!!
そのお母さんによると『中に荷物は全然入らないけど、抱っこしなくていいから楽。しかも機内では座る部分を反対にして足を乗せられる』とのことでした。日本だとレンタルもあるのですね。
この親子とは違う便でしたが、ワタシたちが乗った便にもこのキャリーケースを持ち込んでいた親子がいました。
徹底調査
ケースの横に『JET KIDS』と彫ってあったのを覚えていて、調べてみました。
ノルウェーの会社です。このJET KIDSを考案したのは、三人の子供を持つカップル。お母さんは旅行関係、お父さんはメジャーな航空会社で働いていたとのこと。
『こんなのあればいいのにな』
を形にした典型でしょうか。
調べた当時は独立した会社でしたが、現在はSTOKKE(ストッケ)というこれまたノルウェーの、ベビー用品で有名な会社のグループに入ったようです(いつからかは不明)。
1)使用年齢は2歳から7歳。
2)ケースの上に乗れる上、ケース内には少量ながら収納可能
3)長距離フライトの足元に置けて、フタ部分をひっくり返して伸ばせば、そこに子供の足を乗せられる
正規サイトからの購入
こちらが正規サイトです。
ノルウェーからフランスまで送料無料で、オーダーから5日で届きました(当時の話)。ワールドワイドで送料無料と書いてあるので、日本も大丈夫なんでしょうね。送料の差額が大きそうですが。
今は、ベッドボックスとライドボックスの2タイプがあるようです。ベッドボックスは従来通り。ライドボックスは乗るだけ。
今、楽天のサイトを見てみたら正規の値段とあまり変わらない。。。なぜ?
為替の差分で利益を得るの?
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しかも、1年近く前に買った時よりカラーバリエーションがあって(当時は赤か青のみ)、可愛い。STOKKEの影響ですかね。
こんな風に、中に物を入れられます。ただし、ベッドボックスの場合は中にマットレスなどが入っていて他に物がほとんど入りません。
実際に使用
ここからは実際に使ってのレビュー。
上の写真のように、このケースには乗る子供がつかめる紐がついています。タラオは1m超えているので問題なく地面に足がつきますが、子供によっては足がつかない子もいると思うので、その場合は大人が引っ張る紐もつけないといけません。
ワタシは念のため大人用の紐もつけたのですが、一人で突っ走ってしまうタラオには邪魔だったため、すぐに外しました。
空港内はこれで移動してくれたので、かなり楽!
しかも、みんなに注目されて得意げなタラオ。
機内に入ってからも、席までケースに乗って移動。座席下に入る大きさですが、ワタシは上の収納棚に一時しまいました。そしてベルト着用サインが消えてから取り出し、足元に設置。
機内での様子は、こんな状態。
毛布をかけているので見えませんが(ブログ用に気を利かせて毛布なしで写真を撮るという気遣いもできず)、悠々と足を乗せてくつろいでいます。
こうしてパソコンを乗せて動画を楽しんだり。
でも、寝るときはゴロンとなりたかったようで、こんな風になってしまい意味なし。
使えない航空会社もあるという噂
これを買う前に、
『せっかく買ったのに、航空会社によっては使えない』
という話も目にしました。
サイトを見てみると、正式にJET KIDSを使用可能としている航空会社一覧があります。
- Aer Lingus
- Air Asia
- Air Calin
- Air Europa
- Air Mauritius
- Air Transat
- Air Vanuatu
- ANA
- Cathay Dragon
- Cathay Pacific
- China Airlines
- Corsair
- DELTA Airlines
- Etihad
- EVA Air
- Finnair
- Frontier
- Garuda Indonesia
- Iberia
- Icelandair
- KLM
- LATAM
- Luxair
- Malaysia Airlines
- Norwegian
- Oman Air
- Ryanair
- Scoot
- Silk Air
- Singapore Airlines
- Southwest
- Sunwing
- Virgin Australia
- WestJet
ANAは入っていますが、JALはありません。
ワタシたちがいつも使用するルフトハンザは、リストに乗っていませんでした。そのため、ドキドキしながら搭乗しましたが、結局問題なく使えました。また、スイス航空でも使えました(保証はしません)。
個人的総括
使ってみて良いところと悪いところをまとめてみました。
良い点
・子供が乗って移動できるので抱っこしなくて済む
・タイヤが滑らかなのでスムーズに動ける
・マットレスを入れなければ、子供用のおもちゃや本などを入れられる
・足を乗せられるので小さい子供でも機内で足が疲れない
悪い点
・付属のマットレスを入れると全然荷物が入らない
・付属のマットレスと横につける小さなクッションがずれる
・小さなクッションが乾きづらい
・本体が意外に重い(3kgほど)
マットレスとクッションがずれることについては、子供によりけりかもしれません。タラオは座っていてもモソモソ動くのでずれてしまいました。そのため、復路は実家に置いてきて使用しませんでした。足を置くだけなので無くても問題なし。
寝る時は使ってくれませんでしたが(やはり座って寝られない)、とりあえずの目的が空港内での移動だった使用目的は果たしました。そうでなければ抱っこせがまれていたこと間違いなし。
158ユーロ(当時。現在159ユーロ。ライドなら119ユーロ)で使用するのは年に1回か2回、しかも使用年齢が2歳から7歳までだったら高い買い物じゃないか!って思われる人もいるかと思いますが、ワタシとしては買ってよかったと思う物でした。
機内での足元に置く場合、使用航空会社や路線によって使えないこともあると思いますので、購入前は事前確認をお勧めします(乗り物使用だったため、ワタシは事前確認しませんでしたけど)。
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